フラップ付き翼を想定した縦2列翼の翼表面圧力分布
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概要
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NACA0012翼の後縁20%をカットしたものを前方に、同原翼を直後に配置した縦2列翼をフラップ付き翼にみたてて、その流れ場と翼表面圧力を境界要素法で求めた。この翼列の中央部に多くの小さい孔を設け、回流水槽を用いて圧力計測を行い、先に行った計算結果と比較、翼の流力特性を検討した。実流場の粘性排除厚さの影響や、回流水槽固有の特性、また供試翼、実験装置の特異性などを理論モデルに反映させることによって、実流場の圧力を精度よく再現できることを明らかにした。
- 崇城大学の論文