多目的意思決定問題における主観的測度に関する研究
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概要
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人間特有の柔軟さを含む主観的判断を反映する測度としてファジィ測度が知られている。ファジィ測度は,非負性および単調性を満たす集合関数と定義されており,加法性という制約に縛られないことから,極めて一般的な集合関数といえる。しかしながら,ファジィ測度の一般性は,主観的判断を反映する関数を如何にして構成するべきかについて,課題が残されている。本研究では,数論における重要な定理であるメビウス反転公式を通して,評価間の相互作用の扱いに注目し,ファジィ測度の特殊形としてτ-ファジィ測度を提案する。
- 沖縄国際大学の論文
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