《訳語類解》《同文類解》《蒙語類解》の漢語見出し語の異同について : 司訳院類解辞書中の漢語について(その2)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
《訳語類解》《同文類解》《蒙語類解》は李朝時代に外交実務と通訳官養成のための外国語教育を管掌した司訳院から刊行された漢語、満州語、蒙古語辞典である。この三書はともに見出し語が漢語で立てられており、その漢語は16世紀末から17世紀前半の漢語北方方言が収録されている。本研究はこの三書の漢語について比較分析を行い、その特徴を明らかにすることによって、《訳語類解》《同文類解》《蒙語類解》の近世漢語研究資料としの価値を見出すものである。なお本稿はその続編として《訳語類解》《同文類解》《蒙語類解》三書間の漢語見出し語の異同や同義・類義関係にある語について考察を加え、これら三書に収録された漢語語彙の特徴を明らかにするものである。
- 2003-03-25
論文 | ランダム
- 吉田稔麿の政治思想
- 書評と紹介 渡辺尚志編『幕末維新期萩藩村落社会の変動』
- 幕長戦争における良城隊の戦闘状況
- 書評 宮地正人「幕末維新期の社会的政治史研究」
- コメント 幕末維新期長州藩宗教政策と民衆の動向 (2000年度 日本史研究会大会特集号--統一テーマ 国家像・社会像の再検討) -- (共同研究報告 第三分科会 近世史部会 19世紀藩社会の展開)