企業における研究組織の発展類型の研究 : 国際比較のための組織化プロセス・モデルの構想
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概要
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本研究は,研究開発活動の活性化とその実現のための組織化が企業成長と長期的な存続をもたらす牽引力となりうるのものと位置づけ,企業の研究組織の発展もしくは進化の方向性を示しうる研究開発組織化プロセスの類型を示すことを最終的な目的としている。本稿では,その類型化のための予備的な作業として,企業における組織化プロセスの概念的枠組みの構築を試みる。そこでは,まず企業の研究開発組織は,カオス→システム化→ネットワーク化のプロセスを繰り返しながら進化を経るものであり,その際には常に分化による特化と統合による連携の最適化が作用すると考えられ,一方では,企業は各々固有の資源を有し,かつ異なった環境のもとにおかれていることから特殊な方向性を見い出す必要がある側面が示される。
- 1995-10-25
論文 | ランダム
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