活性炭素の製造研究 : 粒状活性炭の予備乾燥について(IV)
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概要
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In this paper I have reported on the preliminary drying of the briquetted active carbon.The sample carbon was treated in the following conditions; drying temperature is ordinarytemp., 100℃, 130℃, 160℃, and 190℃. The duration of drying is 2 hrs, 4 hrs and 6 hrs. Theair quantity is 15l/m. Thus dried carbon is activated in the electric furnace by heating at theproper temperature. Activated material is finished after washing and drying and researchedthe adsorption power and hardness.The result is concluded as follows:-- 1) The operation of preliminary drying has given a good effect to the properties of activecarbon. 2) The condition of drying is that the temperature is, 130℃ and the time is 4 hrs.前報(III)にて粒状活性炭の製造工程中最後の段階である「仕上乾燥」が活性炭の性質に何等の膨響も及ぼさぬ事を報告したが本報に於ては製造工程中第4番目に行われる工程,即ち造粒物の賦活焙焼直前に行われる「予備乾燥」について換言すれば此の工程が,ただ単なる乾燥操作のみの役割をするものであるか或は此の操作を行う事によって活吋性炭の性質がよき効果を与えられか又は悪い影響を与えるか又若しよき効果があるとすれば如何なる条件が適当であるか,かかる点について調査した実験結果を報告した。
- 富山大学の論文
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