同一性と差異性のパラドックス : メルロ=ポンティの『可逆性』の解釈をめぐって
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概要
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Merleau-Ponty'notion of "Reversibility" has two possibilities of interpretation. On the one hand, according to M.C.Dillon, it is interpretated to be a system of difference or divergence that is never closed. On the other hand, C.Lefort insists that it should be understood as that of identity or sameness that excludes the fundamental element of difference. These two interpretations show that what Merleau-Ponty elaborates by "Reversibility" is a paradoxical structure of a reversible relation of subject and the World.
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