<論文>中学生における食生活と生活習慣(第一報)
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概要
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われわれは, 愛媛県内のO中学校生徒198名を対象として生活及び食生活習慣の実態把握を目的として, アンケート方式による意識調査を実施し, 以下の結果が得られた。1)「ふだん朝食を毎日食べる」1年(全体)は78.8%, 3年(全体)では67.7%と1年(全体)を11.1ポイント下回った。2)朝食欠食の理由として最も割合が高かった項目は1年, 3年ともに「起床が遅いので食べる時間がない」で1年(全体)44.0%, 3年(全体)54.8%と約半数を占めた。3)調査当日の朝食摂取料理内容について, 「主食・主菜・副菜」のバランスの良い朝食を摂取した1年(全体)は26.3%, 3年(全体)では21.1%にすぎなかった。4)夕食の摂取時刻は, 「19時台に食べる」が最も多く1年(全体)は46.5%, 3年(全体)では48.5%と約半数を占めた。5)「夕食をひとりで食べる」1年(全体)は8.1%, 3年(全体)では13.1%と1年(全体)を5.0ポイント上回った。6)「牛乳を毎日飲む」1年(男子)61.4%と1年(女子)20.0%との間に有意な差が認められた(p<0.001)。7)「果物を毎日食べる」1年(全体)は17.2%, 3年(全体)ではわずか9.1%にすぎなかった。8)間食の種類として最も摂取割合の高かったのは男女ともに菓子類(スナック菓子・チョコレート類)で3年(女子)では79.5%と高値を占めた。9)「授業(体育)以外で運動している」1年(全体)74.7%と3年(全体)22.2%との間に有意な差が認められた(p<0.001)。10)「毎日運動する」と「週に5〜6回運動する」を合わせると, 1年(全体)は86.6%, 3年(全体)では46.1%と半減した。11)運動をしない理由として「時間がないから」が最も割合が高く, 1年(全体)43.7%, 3年(全体)54.1%と約半数を占めた。12)休日, 「10時以降に起床する」1年(全体)15.3%, と3年(全体)49.5%との間に有意な差が認められた(p<0.001)。13)「ふだん疲労を感じている」と「いつも疲れている」を合わせると1年(全体)は50.5%, 3年(全体)では51.1%と過半数を占めた。
- 2001-03-10
論文 | ランダム
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