基礎看護実習IIにおける学習の成果 : カリキュラム変更前後の実習レポートの比較から
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概要
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基礎看護学は,看護学の導入部であり,各看護学に発展・応用されるための基礎として身につけられるよう教授してきた。しかし,基礎看護学実習IIが2年次後期の実施であったため,カリキュラムの進度上学生に混乱を招いていた。そこで,今年度の新カリキュラムの開始に伴い,各看護学との調整を図り,1年次に基礎看護学を位置付け実施した。中でも基礎看護学実習IIは,基礎看護学の最終段階で各看護学への移行時期にあり,実習での学習の成果がその後の学習に反映されていく。そのため,旧カリキュラムと新カリキュラムで実施した学生の学びについて把握する必要性を感じ,基礎看護学実習[終了後の学生のレポートを比較検討した。その結果,知識や経験の差が学びの違いとなって現れていたが,1年生では学内で行っている学習と臨床実習との関連が認識され,これまでの学習姿勢を振り返り,今後の学習意欲につながっていた。そして,経験の乏しい中からも看護の役割を考え,看護する事の喜びを感じ,看護する者として様々な人々の生き方や生きる姿勢を学ぶことが必要だと感じることができていた。
- 1999-02-26
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