ブラウスの嗜好性に関する研究-素材とデザインの関係-
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概要
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我々は,衣服のイメージに及ぼすデザインと素材の影響を明確にすることを目的にこの研究を始めた。本研究では衣服としてブラウスをとりあげ,女子学生を対象にブラウスのイメージを調査するにあたり,(1)様々な生地のイメージ,(2)デザインや生地の組み合わせによる影響,(3)写真で見た場合のブラウスのイメージの変化をSD法により調査し,因子分析を行った。その結果は次の通りであった。(1)生地のイメージでは「ブラウスに適する」の評価を得た生地は3種類でその繊維組成は,ポリエステル,綿,ウールである。(2)同じデザインでも生地によりイメージ評価は異なり,生地の影響は大きい。(3)「実物の生地のイメージ」も「写真によるブラウスのイメージ」も因子分析の結果「光沢感」「清涼感」の因子がある。
- 成安造形短期大学の論文
- 2000-03-31
著者
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