泥質堆積物の主に物理性とスレーキング要因について(その 1)
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概要
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本実験は泥質岩の1サイクル乾燥試験結果によるスレーキング性,基本物理・力学量の内容から泥質岩の軟弱化を究明しようと意図し,主に次の項目を調べ,総合的考察を加えてみたものである。大気下と真空下のスレーキングの相違,インタクトな岩とねり返し土の乾燥体積収縮性,圧縮強度特性などである。その結果,次のようなことが分かった。インタクトな岩の土構造はスレーキング性と密接な関係があり,Stirkが粘性土で述べた,乾燥体積収縮性とスレーキングの関係は泥質岩にも適用できた。そのことによってスレーキング性は粘性土から泥質岩まで連続的に説明できる可能性を示した。
- 富山県立大学の論文
- 1998-03-27
著者
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