県立大学の環境影響に対する学生の認識と評価
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概要
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県立大学生の大学の環境影響への認識,現状評価,ISO14001の認識度を明らかにする事を目的として,工学部二年生を対象としてアンケート調査を実施した。その結果,県立大学の大きな環境影響としてあげられた項目は,廃棄物(38.9%)が最も多く,ついでエネルギー消費(25.4%),資源消費(17.4%),自動車利用(8.3%),土地利用(3.9%)であった。現状の「廃棄物対策」を評価する意見が比較的多い(39.7%)が,省エネルギー・省資源,環境教育では現状の不備を指摘する意見が多かった。ISO14001に対する現状の認知度は17%と低い。大学のISO14001認証取得の是非に対しては「わからない」と意見を保留するものが65%と多いが,残り35%中8割が「取得すべき」と応え,取得の意義を明らかにすることにより学生も含めた環境管理システムの構築が可能であることが示唆された。
- 富山県立大学の論文
- 2000-03-31
著者
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