テレビCMに対する態度にみる女子短大生の心理的特徴
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現代青年の心理的特徴を理解するための一つの基礎的資料を得る目的で, 若者の日常生活で身近なものの一つであるテレビCMに対する女子短大生の評価とその理由について分析を行った.方法は, 好きなCMと嫌いなCMおよびその理由の自由記述を求めるアンケート調査と, 実際にCM(10本)を呈示し, そのイメージを調べる実験の二つを用いた.その結果, いずれの方法でもタレントに代表されるCMキャラクターのイメージ(親しみやすさ, かわいらしさ)と音楽の好み, CM全体の明るさ, 愉しさが重要な判断基準となっていることが示された.同時に, 明るさやユーモアも, それが知性に欠けると受けとめられる場合やくどいと思われる場合には否定的に評価されることも示された.また, 全体的には判断基準にこうした共通性がみられるものの, どのタレント・音楽が好まれるかなど, その内容には多様性がみられた.こうした特徴は現代青年の明るさ志向や自己感性の重視とその表現への拘りなどの心理的特徴と関連があると思われる.
- 1997-04-01
論文 | ランダム
- 直腸癌根治術後 follow up 成績の検討(大腸23, 第60回日本消化器外科学会総会)
- 経肛門的縫合針の使用経験と成績(第105回日本外科学会定期学術集会)
- DL-8-02 潰瘍性大腸炎の手術症例の成績(要望演題8 : 緊急大腸切除における諸問題 : 感染制御,前処置,術式など)
- Toxic megacolonを呈し穿孔をきたした潰瘍性大腸炎の1例
- PP307031 直腸癌手術の縫合不全の検討