周辺イスラームにおける知の枠組み : マレーシア・サバ州,海サマ人の事例(1950-70年代)(第1部:ジャウィからみた東南アジアの諸相)(<特集>ジャウィ文書研究の可能性)
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概要
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This essay portrays the making of Islamic knowledge of local religious intellectuals among the Sama Dilaut or 'maritime Sama' in Sabah, Malaysia from the 1950s to 1970s. The Sama Dilaut live in Semporna district, an administrative unit on the east coast of Sabah which is adjacent to the Sulu Archipelago, the Philippines. The study aims at outlining the local frameworks of their Islamic knowledge by examining the way how they learned Islam and the sources and contents of their Islamic knowledge. My interviews with the Sama Dilaut religious intellectuals as well as their hand-written textbook called "parukunan" (pillars of Islam) are used as its basic data.
- 上智大学の論文
- 2002-12-27
著者
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