<論説>梅川文男研究(2) : プロレタリア詩人,堀坂山行の淡路時代
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概要
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本論文は,本誌前号掲載の「梅川文男研究(1)-プロレタリア詩人,堀坂山行の軌跡-」(二〇〇一年三月),および「プロレタリア詩人・梅川文男(堀坂山行)とその時代-松阪事件に至るまで」(「三重大学日本語学文学」第一二号,二〇〇一年六月)の続稿である。堀坂山行というペンネームを用いたプロレタリア詩人・梅川文男は,数え年二〇歳から二二歳の足かけ三年間を淡路の三原郡賀集村で過ごした。日本農民組合(日農)淡路連合会に属しながら小作料永久三割削減,麦年貢制度撤廃を求めて長尾有と共に小作争議に取り組んだ記録を踏まえ,梅川の淡路時代の経験を明らかにする。
- 三重大学の論文
- 2002-03-25
三重大学 | 論文
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