昭和6年樺太庁敷香のヤクート語資料の分析 : 日本語による北方「少数民族」言語資料へのアプローチ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1931年に当時、日本領であった樺太庁敷香で行なわれた彼の地に居住していたアイヌ人を除く「少数民族」の言語調査記録からチュルク系言語であるヤクート語のデータを分析した。まず、被調査者であるヤクート人について当時の記録等から明らかな点をまとめた。被調査者のおかれた文化的、社会的背景を参考にしながら、片仮名で記録された単語を主とした190の調査項目のデータ各々に対応する現代ヤクート語をあてた。さらにこのヤクート語資料にみられる他の少数民族言語やロシア語との関係が当時の言語状況やひいては民族の動きを示唆するものであることを示した。また、記録されたヤクート語がどの地域の方言であるかについても考察を試みた。
- 1995-03-31
論文 | ランダム
- ON THE HYPOELLIPTICITY WITH A BIG LOSS OF DERIVATIVES
- Mechanical properties of polybenzimidazole reinforced by carbon nanofibers (JCOM-37 プログラム--材料・構造の複合化と機能化に関するシンポジウム)
- Chrally-Ordered Fullerene Assemblies Found in Organic Gel Systems of Cholesterol-Appended [60]Fullerenes
- ポストモダン・リベラリズムの可能性 : 一つの粗描
- への一視点 : リュック・フェリ『政治哲学』第一巻を読む