ヤクート語語彙研究(2) : 方向表現 : サハ族英雄叙事詩オロンホを資料として (学術情報分野)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
東・中央シベリアを中心として、広い地域に分布するチュルク系言語ヤクート語の方向に関連する語彙についての研究である。ヤクート語にはその主要な話者であるサハ (orヤクート) 族が今日の分布域に至るまでに辿ってきた過程が、特に語彙において反映されており、そのことがチュルク諸語の中にあって、ヤクート語が特異な言語とされる所以でもある。この言語の特異性を明らかにするため語彙の中でもセットとして扱えるものを取り上げる。既に色彩名称に関する研究を発表したが、本稿ではこれに続いて同じくセットと出来る語彙として方向表現 [1] を選び、研究の対象とした。サハ族の英雄叙事詩オロンホを主な資料とし、ヤクート語の方向表現の整理分析をこころみた。
論文 | ランダム
- 能登半島地震 (特集 点検! 防災行政)
- 中山間地市民の安全学入門--新潟中越と能登半島地震の経験から (特集 点検! 防災行政)
- 仙台市民の期待を担って--地域地震防災アドバイザーの誕生
- 地震防災対策活性化への課題(7)津波対策に熱い防災戦士たち--減災に向かって気仙沼圏域一丸
- 時の視点 高齢社会を襲った能登半島地震