シェーピングされたトラヒックに適したスケジューリング方式
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概要
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統合サービス網の交換ノードにおけるスケジューリングは多重化効果を得ながら、トラヒックの分離を行うために必要である。他のトラヒックからの干渉は、遅延、損失率などの通信品質を低下させる要因の一つである。一方、スケジューリングのもう一つの重要な役割は、異なる通信に資源を公平に配分することである。本論文では、新しい公平性の基準を定義し、すべての瞬間時刻において資源を公平に配分しようとする従来の公平性の基準を拡張し、ある一定の時間間隔内において、資源が公平に配分されていれば公平と見なすことにする。このような公平性に従ったスケジューリング方式は一定の制約を満足するようなトラヒックにある程度の優先度を与えることにより、バーストトラヒックの品質を上げることができると考えられる。このようなスケジューリング方式に対する性能解析およびシミュレーションの結果、最悪時の性能が従来の方式に比べて劣らない上、確率的にはより優れた性能を持っていることがわかった。
- 国立情報学研究所の論文
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