<事例研究>自閉的傾向をもつ精神遅滞児J君との対人関係形成の試み
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概要
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本論は,自閉的傾向を伴った重度精神遅滞児J君について,身体接触的アプローチ,感覚機能の向上を主とした課題提示的アプローチによる対人関係の形成を目指した事例的一考察である。かかわりは24回にわたり,ラポート形成を中心としたかかわりの経過をたどった。 かかわりの経過において,遠くからのかかわりではなく,身近な距離における呼名や身体接触,興味の共有などによって対人関係の深まりを見ることができた。また,個別に音楽を通した感覚運動的な模倣を行うことにより,Jに表情の豊かさが見られ,課題に対する意欲的取り組みの動機づけが得られ,Jとの関係がより深まったと思われる。
- 1989-03-11
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