ダウン氏症児をもつ親のために : 我が娘M子の療育 (人生を楽しめる子にするために) : 乳幼児期、児童期、青年期を通して
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概要
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ダウン氏症の娘M子に為してきた乳児期から青年期にいたるまでの主な家庭教育の内容を基礎にして療育原則を浮き彫りにした。私共は「人生を楽しめる子」にしたいという目的をもって,数々の知的発達面及び運動発達面への援助を行い,社会生活をするためのルールを理解させるという側面でしつけを考えてきた。娘が家族と一緒に色々なゲーム,運動(スポーツ),旅行を楽しみ,又,社会の中で働くことによって収入を得て「労働者としてのプライド」を獲得しつつある事は,娘にとっても家族にとってもハッピーであると感じている。援助の大きなポイントのひとつは子供が課題を達成するまでステップを細かくきざみ,どんなに時間がかかっても達成遂行まで付き合うことにある。子供にとってこのような達成感の蓄積が自信,意欲を育てていくと考えられるからである。
- 2001-02-09
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