SOMOGYI法による蔗糖溶液中の転化糖の定量 : 定量中に生成する転化糖に対する補正法について
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概要
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還元糖の定量方法には多くの方法がある。それらのうちで微量の定量ができ, 定量できる範囲も比較的広く, しかも試薬の安定性のよいSOMOGYI法で蔗糖を含む溶液中の転化糖の測定を行い, 分析中に蔗糖が加水分解して生ずる転化糖を求める式z=x/(1.43x+1.661)+(0.0193+0.0676x)y 0.05≦x≦1.00,0.02≦y≦3.0,z≦0.70y x : 供試糖液5ml中の蔗糖量(g) y : 測定された転化糖量 (mg) z : 蔗糖の加水分解による転化糖量(mg)およびグラフ(図6), 表(表1)を得た。これらを用いて, 蔗糖溶液中の転化糖を定量するとき, 蔗糖に由来する転化糖を補正することができる。その95%および99%信頼限界はそれぞれ±0.002mgおよび±0.003mgである。
- 神戸大学の論文
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