句会授業の実践報告1 : 俳句創作を通した自己表現と相互交流の可能性
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概要
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現代文を教える国語科教師にとって短歌・俳句・現代詩は鬼門である。詩に込められていることばの魔力を伝えたいと思うがどうして上手く行かない。結局は俳人や歌人,詩人の伝記と絡めて授業らしくさせるのが関の山である。その理由は大概の国語科教師が,実作者ではないという事情によろう。実作に縁の無い教師が1年に1回ぐらい,授業のために付け焼刃で教材研究しても納得の行く鑑賞に辿り着けるものではない。やはり実作者に勝る鑑賞家はいないように思う。そこで,鑑賞中心の授業とは全く異なる発想から授業を組み立てなおすことが出来ないかと常日頃から考えていた。この拙論では,生徒の詩的な表現力やコミュニケーション能力を引き出すことを目指して私が本校52回生(平成10年人学生)を対象に1年3学期後半に実施した「句会」授業についての実践報告を行なう。
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