クロスチェックによるカネミ油症ライスオイル中PCDD, PCDF及びPCBの分析
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概要
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One bottle of Yusho rice oil was obtained from a Yusho family in Fukuoka Prefecture in1998. The concentrations of polychlorinated dibenzo-p-dioxins (PCDDs), dibenzofurans (PCDFs) and biphenyls (PCBs) in the causal oil were analyzed with two different approaches for cross-checking and the obtained results agreed well. The individual concentrations of all the 17 2,3,7,8-substituted PCDD/F and 14 coplanar PCB (Co-PCB) congeners were elucidated for the first time. The PCDD, PCDF and PCB concentrations were found to be 0.60, 8.8 and 850 ppm, respectively. It was confirmed that PCDFs play a major role in the toxicity of Yusho oil. Based on our data, the smallest TEQ intake during the latent period was estimated to be 0.067 mg for Yusho patients. This value is approximately 60% of that previously reported, thus suggesting a lower minimum threshold level for the development of the toxic symptoms of Yusho. This information will be useful in the human health risk assessment of PCDD/Fs and PCBs.
- 横浜国立大学の論文
著者
-
高菅 卓三
(株)島津テクノリサーチ
-
中西 準子
横浜国立大学環境科学研究センター
-
高菅 卓三
島津テクノリサーチ
-
益永 茂樹
横浜国立大学環境科学研究センター環境基礎工学研究室
-
益永 茂樹
横浜国立大学 大学院環境情報研究院
-
益永 茂樹
横浜国立大学 環境科学研究センター
-
姚 元
横浜国立大学大学院環境情報研究院
-
益永 茂樹
公害資源研
-
中西 準子
横浜国立大学大学院環境情報研究院
-
姚 元
科学技術振興事業団戦略的基礎研究推進事業
-
中西 準子
独立行政法人産業技術総合研究所化学物質リスク管理研究センター
-
高菅 卓三
社団法人日本分析化学会ダイオキシン類分析用排水標準物質作製委員会:株式会社島津テクノリサーチ分析本部
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