経済教育の人間像を巡る基本問題(その3) :望ましい「公共人」像
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概要
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前稿までにおいては、経済教育が目指す望ましい生産者と望ましい消費者とは如何なるものであるかを検討してきた。本稿では、それに引き続いて、経済教育が目指す望ましい「公共人」とは如何なるものであるかを検討する。これは、経済教育において政府の経済活動を児童・生徒に何のために学習させるのか、どの様な視角から学習させたら良いのかを検討するために必要なことである。この検討はまた、日本における社会科教育の目標である「公民」の概念に、新しい光を当てるものであると信ずる。
- 三重大学の論文
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- 経済教育の人間像を巡る基本問題(その3) :望ましい「公共人」像
- 小西正雄著, 『提案する社会科』, 明治図書, 1992年, 173頁, 2,170円
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