即時問答方式による日本語文章理解過程の分析
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概要
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授業中の教師と学生の問答には、わからない点、解釈や処理順序の誤りなど、実験やテストでは得られにくい情報が多く含まれている。1994年、1995年マサチューセッツ工科大学(MIT)の科学技術夏期日本語講座の学生を対象に、文章理解過程を明らかにするための調査を行った。MITにおける読解の活動の中心は翻訳による理解の確認や解釈の方法の説明、例示であった。授業中、学生の翻訳あるいは解釈に一貫した誤りや困難点がみられた。そこで、本稿では学生が翻訳している際、あるいは解釈している際の教師に対する質問や意見に着目し、1)理解の過程、2)理解の困難点、を明らかにすることができるかどうか、そのデータ収集の方法論と集計カテゴリの設定を検討し、3)どような過程や困難点が言語能力別に起こっているのかを分析する。
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