人口の社会動態からみた地域社会の変化 : 天草下島河浦町のばあい
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概要
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本稿は、旧村を含む河浦町の、特に第二次世界大戦後の社会的、経済的変化の実相を、人口の社会動態から素描する試みである。分析の基礎となったのは 1983年7月の社会調査とそれに付随する文献調査である。試みてみて、河浦町の社会変動の完全なモノグラフを描くには、入手し得たデータは未だ十分なものではないことを痛感する。しかも今回のこの報告は、現地調査の舞台となった河浦町の崎津地区の変化の実相にはほとんど触れえず、天草郡・市と河浦町における変化を見るにとどまった。その意味で本稿は、むしろ崎津をとりまく社会的・経済的・歴史的環境を、崎津を考えるための前提ととらえた予備的作業である、と位置づけておきたい。
- 熊本大学の論文
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