「ぎんが」 LAC による GS2000+25 の観測
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概要
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GS2000+25は1988年4月23日に"ぎんが"のAll Sky Monitorで発見されたX-ray Novaである。Kiso ObservatoryでOpticalによる同定もされており, ソ連の"Kvant"は250keVにまで延びるhard tailを捉えている。"ぎんが"のAll Sky Monitorは発見以前にも偶然この星の増光の様子を捉えていた。この星の光度曲線やエネルギースペクトルの形は, ブラックホール候補A0620-00に極めてよく似ており, この星もブラックホール候補である可能性は高い。(本集録中の常深氏らによる論文参照。)ここでは, "ぎんが"の大面積比例計数管(LAC)によるGS2000+25の観測結果を紹介する。
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