<原著>看護学生と患者のCommunicationの難しさ : 患者を理解するためのCommunication skill【看護学】
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概要
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看護学生が患者によりよい看護の展開を行うために,常に,患者理解のためのcommunication成立を円滑に運ばないと,行き詰る現象が起こる。臨床実習で受け持った患者の看護展開に行き詰りをみた4事例を素に,その原因を探った。その結果,学生は(1)知識不足による洞察力の活性化が不十分である。(2)communication成立までのrapportの深まりに十分時間をかけないため,お互いの信頼関係が不出来であった。(3)学生と患者の関係づくりは学生が進展させるが,学生の目的ニーズが急ぎ過ぎていた。この3点により,両者の関係成立が不十分により,情報不足が看護展開の不調に至ることが解明した。現在の看護婦と患者のcommunicationは専門的・治療的communication skillの必要な時代である。学生への指導の3要点は大切な示唆と云える。
- 足利短期大学の論文
- 1997-03-15
足利短期大学 | 論文
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