基礎看護技術 : 演習のあり方についての一考察 : 自己評価を通じて学生の到達度を知る
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概要
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准看護婦教育に携わる立場から,基礎看護技術のなかの演習を含む項目について学生の自己評価による到達度をアンケート調査し,授業の理解度を検討した。まず,講義と演習を行っている18の技術項目について,(1)一人で自信をもってできる(2)助言があればできる(3)できない,の三者択一方式で調査した。その結果,基本技術であるバイタルサインの測定,診療の補助技術に含まれる身長,体重測定,氷枕・湯たんぽの貼用等は90%以上の学生が一人で自信をもってできると評価していた。逆に評価の低いものとして,ガウンテクニック,滅菌手袋の装着,採血があげられた。これらがなぜ自信をもってできないとされているのかを他校との比較のなかからあるいは,臨床実習の到達目標の比較のなかから検討し,技術的難度の高いもの,授業内容の見直しの必要のもの等と具体化することで,一つ一つの演習の目的を明確にして今後の授業実践に生かせるように本研究を試みた。
- 1994-12-15
論文 | ランダム
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