南極昭和基地・みずほ基地間のVHF/HF通信
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概要
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オーロラ発生時の電離層E層不規則構造によるVHF電波散乱通信実験が昭和基地, みずほ基地間で行われた。オーロラ散乱の特性上電波の伝搬通路は大圏コースから大きくはずれる。VHF電波散乱の時間発生率は5%程度で, 昭和基地でのオーロラレーダーのエコー発生, 地磁気じょう乱と良い相関がある。電離層じょう乱により障害を受けやすい両基地間の短波通信と地磁気じょう乱に対する特性を比較して, 短波通信とVHF通信の相補性について論じた。
著者
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