南極昭和基地における建物周辺の雪の吹溜りと風速鉛直分布の実測(英文)
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概要
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第19次南極地域観測隊に参加して, 昭和基地主要部の実在高床式建物(観測棟・電離棟)周辺に形成されるスノードリフトの形態ならびに吹溜量について測定を行った。また主に強風時を対象とし, 建物近傍での粗度長やべき指数を求め風速鉛直分布特性の検討を行った。実測結果から次のことが得られた。(1)高床式建物周辺に形成されるスノードリフトの形態は, 建物周辺にウィンドスクープを形成し, 風下側の形態は鋭い稜線を持つ馬蹄型となった。また1年間の吹溜量を風下側測定区間で求めると, 観測棟では78.3m^3,電離棟では181.7m^3となった。(2)風速鉛直分布特性は比較的対数則に従った。対数則より求めた粗度長Z_0は10^0∿10^<-4>(m)の範囲で平均値は2.2×10^<-2>(m)となった。べき指数αは1/2.9∿1/7の範囲で平均値は1/4.9となった。
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