<報文>ニッケルの硫化物と酸化物の相互反応について
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概要
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The mutual reaction between NiS and NiO is determined experimentally at a temperature in 900-1,200℃ under a reduced pressure of 0.01 mmHg, using pelletized samples. As expected theromdynamically, the sulfide-oxide reaction resulting in the formation of Ni and SO_2 is far easier than the dissociation reaction of each of the compounds. The reaction is examined when the sample pellet held at a constant temperature, up to which was heated at a rate of 150℃/min. It was noticed that the reaction progressed in three different behaviours, as described below, depending on the temperature at which the sample pellet is kept. i) 900-1,040℃ : The final reaction fraction increased with rising temperature at which the sample pellet is kept. Above 1,000℃, the reaction progressed to a nearly complete stage ; ii) 1,040-1,060℃ : The final reaction fraction is about 0.60 ; iii) Above 1,060℃ : The final reaction fraction is approximatelly 1.00 ; It was confirmed that only the sample pellet held at a temperature in 1,040-1,060℃ was coated completely with a smooth film which was made up of Ni_3S_2-Ni at room temperature. When the sample pellet is heated to 1,000℃ at a rate of 150℃/min, and then elevated to 1,100℃ incrementally, the time required to attain a complete mutual reaction is far shorter than that for which the sample pellet is held at 1,100℃. At a molar ratio of NiO/NiS=2,99% purity nickel metal is obtained.
- 東北大学の論文
- 1975-09-30
著者
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