定温度型熱線風速計の試作
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概要
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この報告は熱線風速計の入門書である。はじめに,熱線風速計の原理を,面倒な理論的考察にふれずに説明し,後に,定温度型熱線風速計の作り方を示す。回路は,Wheatstoneブリッジ,差動増幅器,線型化器から成り,ICの演算増幅器が主に用いられている。ICの使用により,回路はきわめて安定した作動を示し,調整は容易である。この熱線風速計は,40m/s以下の風速と約10kHzまでの速度変動の測定に対して,充分な性能をもっている。
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