<資料>小児病棟実習前後における学生のこどもに対するイメージの変化について : 受け持ち患児の年齢,実習病院,学生の不安・認識の違いより

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概要

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C大学看護学部4年次学生に対して,小児病棟実習前,後に「こどもに対するイメージ」について調査を行い,受け持ち児の年齢,実習病院の特徴,学生の不安や認識から分析を行った。その結果,実習を通して全体的に学生のこどもに対する肯定的なイメージは強い方向に,否定的なイメージは弱い方向に変化していた。実習後のこどもに対するイメージの違いには,学生が受け持った児の発達段階が反映されていた。付き添いのない実習病棟では父親の存在の感じ方が弱い方向に変化していた。実習前に学生は受け持ち児やその母親との関わりに不安を感じており,受け持ち児との関わりに不安を感じていた学生はこどもに対する否定的なイメージが強かった。また,受け持ち児との関わりが困難と感じた学生はそうでない学生よりこどもの否定的なイメージが強かった。
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