<論文>唐明律上に於ける家族関係用語解(二)
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概要
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先号に引き続き唐律・明律中に見られる家族関係の用語をまとめて解説する。今回は尊長・尊属,卑幼・卑属からはじめ,女性の喪服制の変化・外姻・外親等に及ぶ予定である。使用の唐律は,岱南閣叢書本の唐律疏議(京教大学法学部所蔵本-東京堂発行の訳註日本律令の二・三巻に所収)を用い,明律は物観(荻生徂徠の弟・荻生観のこと)の享保版の明律の各条に,徂徠自律の稿本明律国字解と,明の萬暦十三年に刑部尚書舒化らが重定した三八二条の問刑条例(共に創文社発行の律令対照定本明律国字解に所収)を用いた。なお引用文は全文読み下しになっているので,原文も記載せねばならないが,原稿に制限があるので,割愛したことを許して頂きたい。
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和歌山信愛女子短期大学 | 論文
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