タベリ・ミリ等の長野県と東濃での分布(2) : 中信地方とそれに連続する地域の優しい命令形と勧誘形
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
動詞の優しい命令形・勧誘形であるタベリ(ヤ)等の調査結果について、語ごとの集計を出すと、語により使用率に相当な違いが見られる。カイ(ヤ)・タベリ(ヤ)・アソンデリ(ヤ)等は高使用率である。市町村ごとに方言形の使用率を計算した結果では、長野県内で60%以上の所は中信地方のみにあり、大町市から塩尻市にかけてと木曽郡南部にまとまっている。キ(ヤ)とクリ(ヤ)(どちらも、来なさい(来よう)の意)では、キ(ヤ)の行われる所に松本辺りからクリ(ヤ)が広がって行っているような感がある。キ(ヤ)とシ(ヤ)、クリ(ヤ)とスリ(ヤ)は、使用地域と使用率がほぼ同じである。形の類似性もあり、連動して盛衰してきたことが考えられる。
論文 | ランダム
- The Boltzmann Temperature and Lagrange Multiplier in Nonextensive Thermostatistics(COMPLEXITY AND NONEXTENSIVITY:NEW TRENDS IN STATISTICAL MECHANICS)
- 総括 (多糖類の抗癌効果の批判(癌の基礎的研究班シンポジウム記録)) -- (細菌性多糖類)
- ラウス肉腫ウイルス感染漿尿膜の単一ポック内のウイルス分布
- ごみ焼却残渣溶融スラグの有効利用
- 地域資源保全政策をどう進めるか (特集 新しい基本計画の策定に向けて--中間論点整理を踏まえて)