マルチコンパートメント解析における解の信頼限界について(A. 理学)
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概要
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マルチコンパートメント解析における代謝回転率の信頼限界を求める方法について, 再検討した。実験が最低5回くり返して行える場合には, スチューデント分布を利用した一般的方法が適用できるが, 1回の実験のみの場合には, 理論的根拠の明確な方法が適用できないことが明らかとなった。1回の実験の場合には, データのばらつきを反映した「相対偏差」を導入することにより, 求めた代謝回転率の分布の巾を知ることができ, モデル実験により, くり返し実験によって求めた代謝回転率の標準偏差と, それぞれの実験の「相対偏差」とは, ほぼ対応していることが明らかとなった。
- 京都府立大学の論文
- 1980-11-29
著者
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