東海村核燃料JCO事故と安全管理及び予防,健康・安全教育の変革,改善
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概要
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疾病予防の理論には伝染病・感染症予防の理論だけではなく,これらを含めて第二次予防,第三次予防の理論,つまり「発病後」の重病化,障害化の予防の理論が古くからある。今回の東海村の事故も,「その後」の重大化・重態化予防の原理と対応が欠落し,しかもその後も人間の精神的健康水準や社会的関連の健康水準への理論を欠いたがために,ホテルや海産物,乾燥いも,栗,転校,住宅,土地売買などの問題・被害が続出している。その大きな要因の一つとして「予防の理論」を欠いた健康教育・安全教育のカリキュラムと学校における健康教育の実施状況の低劣(雨降保健・雨降でも体育の状況)さがある。むろん,学校だけではなく対社会,行政機関,企業等へのヘルスプロモーション,エンパワーメント,アドボカシイの強化が必要とされる。
- 茨城女子短期大学の論文
- 2000-03-17
茨城女子短期大学 | 論文
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