<研究報告>JIS型四角セキの水量と流量係数
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概要
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ここで単に「四角セキ」と称するセキは両側に縮流部を持つ長方形うす刃セキのことで,全幅セキ・もぐりセキ・平たんセキ等は含まない.四角セキの流量係数式としての沖公式(昭4)や板谷・手島公式(昭26)は何れも多くの実験資料を克明に解析して,資料に忠実で簡潔な形に表現された実験公式である.当時最も優れた精度を持っていたのでそれぞれ旧JES式やJIS式に採用された.その後に流体力学的推理を利用した豊田公式(昭31)が作られ,更に小型セキの全領域を含む四角セキ総合公式(昭37)が星野氏によって発表された.一方米国においても1959年にKindsvater & Carter両氏がA.S. C.Eに新公式を提案している現状である.そこで筆者は次のことについて述べることにした.(1) 最大水頭270mmと312mmのJIS型セキについて,水頭Hを1mm毎に計算した流量係数表をのせた.(2)流量係数KをK_1とK_2の2つの線図に分けて簡単にKの値が求められるようにした.(3)JIS式の係数Kの変化のあらましを8種の表によって示した.(4)JIS式と他式とを比較して相異点を調べた.
- 愛知工業大学の論文
- 1967-12-30
著者
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