<論文>介護技術における授業展開の評価 : 施設実習での介護技術の経験を通して
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概要
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介護技術は知識,技能を用いて援助を必要とする利用者のニーズを満たすための手段である。介護福祉士は利用者の安全・安楽を保障し事故や障害及び健康の悪化を防ぎ,その人の残された機能を最大限に引き出し,持っている能力をできる限り向上させるために,知識・技能・心を一つの行為として必要に応じ実践できるように学習することが求められる。このように介護概論はじめ介護技術は介護福祉士を目指す学生にとって大切な科目であり,また他の科目に先行して学習がはじめられる。そのため,学内学習としては「介護とは」「介護技術はなぜ必要か」などの導入からはじまり,基本をしっかり身につけ施設実習での応用が展開できるように指導することが望まれる。そこで2年間の介護技術の講義及び演習が施設実習でどれだけ実践されたか,また応用できたか振り返るため,学生に施設実習終了後調査を行いその結果より,今後の講義及び演習などの指導方法を考察する。
- 田園調布学園大学の論文
- 2000-12-30