介護保険制度の利用過程と主介護者の心理的側面の関連について
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概要
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主介護者を対象として「介護負担感」「介護肯定感」「サービス充足感」の3側面から,介護保険制度の利用過程の検討を行なった。利用過程はさらに「要介護認定過程」と「介護サービス利用過程」に分類された。その結果,要介護認定について"軽く認定された"と感じる人や,"費用負担が高すぎるためにサービス利用にためらいを感じる"人,"近所の目が気になってサービス利用にためらいを感じる"人などが,「介護負担感」は高いことが示された。また,"ケアプランに希望が十分に生かされた"と感じる人ほど「介護肯定感」は高く,"費用負担が高すぎるためにサービス利用にためらいを感じる"人ほど「介護肯定感」は低いことが示された。そして今後,サービス利用にためらいを感じない程度の費用負担のあり方や,介護支援専門員とのコミュニケーションの重要性,近所の目への配慮などが示唆された。
- 2002-01-31
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