看護学生のメディアからの情報収集に関する状況とその変化(第3報) : 本学看護学科2期生の入学時と卒業時の縦断調査から

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日本赤十字秋田短期大学看護学科2期生における入学時と卒業時のメディアからの情報収集の状況とその変化を明らかにする目的で,多肢選択(一部自由記載)による質問紙での縦断調査を実施した。調査内容は,新しい情報を得るメディア,テレビの視聴状況,新聞の閲読状況,雑誌の閲読状況,読書状況である。64の有効回答を集計した結果,以下の結論が得られた。1)新しい情報メディア上位3つは,入学時・卒業時ともにテレビ,新聞,会話であった。2)テレビは入学時・卒業時ともに9割以上の学生が見ており,よく見る番組は,入学時・卒業時ともにドラマ,歌であった。3)新聞を「毎日読む」「時々読む」をあわせると入学時約81%,卒業時約91%であり,よく読む新聞欄は,入学時・卒業時ともにテレビ・ラジオ番組,医療福祉関係,事件であった。4)雑誌を「よく読む」「時々読む」をあわせると入学時約85%,卒業時約70%であり,よく読む雑誌の種類は,入学時・卒業時ともにファッションが最も多かった。5)本を「よく読む」「時々読む」をあわせると入学時約85%,卒業時約52%であり,入学時に比べ卒業時では本を読まなくなった。これらの間では0.1%水準で有意な差があった。よく読む本の種類は,入学時・卒業時ともに小説が最も多かった。
日本赤十字秋田短期大学の論文
2001-03-31

看護学生のメディアからの情報収集に関する状況とその変化(第3報) : 本学看護学科2期生の入学時と卒業時の縦断調査から

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