2. X-ray source の model について(A. ア・ラ・カルト)
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概要
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X線星のエネルギー源に対するモデルとして, これまでにパルス的なもの(Hayakawa)と連続的なもの (Cameron; Sakashita) とが考えられている。最近の観測結果の示すところでは, 星の表面への物質のaccretionによるとするよりもejectionによるとする方がよいのではないかと思われる。単星の場合にはこれは太陽風の大規模なものに相当する。衝撃波によって周囲に高温部を作ることになる。連星系の場合はNariai modelに従うと, Lagrange点を通る流れがLaval nozzle状になって超音速を達成すると考えられる。このような事情が実際に生じうるかを, 連続的重力場中での圧縮性流体の問題として計算機で解析している。
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