エビデンス : つくる・伝える・使う
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概要
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EBM is the integration of best research evidence with clinical expertise and patient values. EBM has been extending to “evidence-based healthcare/practice” with wider perspectives. When considering healthcare-related evidence, it is useful to distinguish three aspects. Namely, they are “create”, “communicate”and “utilize”. At first, “clinical questions” are generated in real clinical settings. To create clinical evidence, “clinical questions” need to be refined as “research questions”. Concerning the aspect of communication, there are lots of proposals and statements to improve the reporting of research findings. The Uniform Requirements for Manuscripts Submitted to Biomedical Journals proposed by the International Committee of Medical Journal Editors has been evolved since 1979 and has become the global standard for scientific authors and editors. Concerning the aspect of “utilize”, there are two problems, that is, overuse and underuse of evidence. The former is related with the problem of evidence-practice gap. Appropriate use of clinical practice guidelines are expected to reduce these gaps. The latter is linked with the confusion that evidence equals EBM. Evidence is merely evidence even if the level is high in scientific and general meaning. When clinicians make individual decisions, they are required to do them comprehensively balancing the three factors such as evidence, value and resource.
- 日本体力医学会の論文
- 2010-06-01
著者
-
中山 健夫
京都大学大学院医学研究科
-
中山 健夫
京都大学健康情報学
-
中山 健夫
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻
-
中山 健夫
国立京都病院
-
中山 健夫
京都大学大学院医学研究科健康情報学
-
中山 健夫
京都大学健康情報学分野
-
中山 健夫
京都大学大学院医学研究社会健康医学系専攻健康情報学分野
-
中山 健夫
京都大学大学院
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