日本産ヒサシダニ科の研究 : XIV. 日本産のマメゴモクムシ亜族のゴミムシに便乗する Archidispus 属の1新種
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概要
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Archidispusはヒサシダニ科Scutacaridaeの大きな属の一つで,世界で約70種が知られているが,その大多数は雌成虫のみに基づいて記載されたものである.わが国からは,これまでに,オサムシ科Carabidaeの甲虫の成虫に付着した状態で見出された便乗性雌に基づいて38種のArchidispusが報告されているが,なお,かなりの数の種が未記載のまま残されている.本著ではゴモクムシ族(Harpalini)のマメゴモクムシ亜族(Stenolophina)に属するゴミムシに見出された1新種をA. acupalpi (チビゴモクムシヒサシダニ)と命名し,記載する.この種は既知種の中では,同じくマメゴモクムシ亜族のゴミムシから見出されるA. yanoi Kurosa, 1984に最も近縁と考えられるが,基節毛3bの形状などにより容易に識別できる.
- 2009-11-25
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