コンタクトスポーツ選手における外傷性肩関節前方(亜)脱臼に対する手術的治療 : Bristow 変法+関節包縫縮合併術
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概要
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[Purpose] Variable surgical procedures were performed on patients with a recurrent anterior dislocation of the shoulder. We performed a combination of modified Bristow procedure and capsular shift on twenty-three athletes engaged in contact sports. This report is a review of these patients.[Materials and Methods] The subjects ranged in age from sixteen to twenty-five years old. We evaluated the therapeutic results more than two years post-operatively. These results were evaluated based on the Rowes criteria.[Results] All the patients could return to their contact sports that they had been engaged in before injury, but five patients were unable to return to their preinjury levels of athletic participation. Concerning the joint stability, only one patient had recurrent instability while playing contact sports, and no patients had a recurrence of dislocation. Fifteen degrees or greater limitation of external rotation with the arm at side was observed in eleven patients and the average limitation was 15.8 degrees. Complications related to hardware problems were observed in two patients, and one patient had a nonunion transferred coracoid process.[Conclusion] The returning to contact sports was satisfactory after a combination of modified Bristow procedure and capsular shift. However, some athletes engaged in contact sports need a sufficient range of motion after their operations. Therefore, more careful selection of candidates for this procedure should be considered.
- 日本肩関節学会の論文
- 2002-01-01
著者
-
今給黎 篤弘
東京医科大学整形外科
-
高瀬 勝己
東京医科大学整形外科学教室
-
新村 光太郎
東京医科大学整形外科学教室
-
新村 幸太郎
東京医科大学 整形外科
-
堀田 隆人
東京医科大学整形外科学教室
-
今給黎 篤弘
東京医科大学 整形外科
-
今給黎 篤弘
東京医科大学
-
堀田 隆人
東京医科大学 整形外科
-
堀田 隆人
東京医科大学霞ヶ浦病院整形外科
-
高瀬 勝己
東京医科大学 整形外科学教室
-
新村 光太郎
東京医科大学整形外科
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