光合成藻類ユーグレナの量子収率の検討
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概要
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We are planning to develop a new food production system using Euglena, a photosynthetic microalgae, replacing higher plants to feed the rapidly increasing global population. In this study, we evaluated the quantum yield of Euglena and proved that Euglena is a more effective food source than higher plants. Euglena was cultured under three light conditions of red and blue light emitting diodes (LEDs) and white fluorescent lamps, aerated with the addition of 0.04 and 10% CO2, respectively. We measured cell numbers, dry weight, and carbon concentration everyday. The quantum yield (QY) was calculated at the log phase. QY=the quantity of energy for carbon fixation/photon energy. As a result, we found that the optimal light conditions of the white fluorescent lamp for the quantum yield of CO2 fixation was 30 μmol m-2 s-1, aerated with the addition of 10% CO2. We found that the optimal light conditions of LEDs were 30 μmol m-2 s-1, aerated with the addition of 10% CO2, as well as a red:blue photon ratio of 9:1. The QY of Euglena under LED light conditions reached 14%, higher than that of higher plants (under 11%, theoretically). We concluded that the quantum yield of Euglena was greater than that of higher plants. We will further investigate other basic data of Euglena as a food production system.
- 生態工学会の論文
- 2006-01-30
著者
-
中野 長久
大阪府立大学・産学官連携機構
-
乾 博
大阪府立大院・生命環境
-
宮武 和孝
大阪府立大学
-
村上 克介
三重大学大学院 生物資源学研究科
-
村上 克介
三重大学生物資源学部
-
宮武 和孝
Graduate School Of Life And Environmental Sciences Osaka Prefecture University
-
宮武 和孝
大阪府立大学大学院生命環境科学研究科
-
宮武 和孝
阪府大院・生命環境科学
-
松本 隆仁
Waken Technology Co. Ltd.
-
中野 長久
大阪府立大学 大学院生命環境科学研究科
-
松本 隆仁
和歌山県環境衛生研究センター
-
Miyatake Kazutaka
Department Of Applied Biological Chemistry College Of Agriculture University Of Osaka Prefecture
-
Miyatake K
Department Of Applied Biological Chemistry College Of Agriculture University Of Osaka Prefecture
-
乾 博
大阪府立大・生命環境・応用生命
-
宮武 和孝
阪府大院・生命・生命機能化:帝塚山学院大・人間科
-
村上 克介
三重大学生物資源学研究科
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