直列共振形DC-DCコンバータの出力電圧昇圧特性について(スイッチングレギュレータ及び半導体電力変換, 一般)
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概要
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コンデンサ・インダクタと負荷抵抗の直列回路で構成される直列共振形DC-DCコンバータの出力電圧は, スイッチング周波数が共振周波数に等しいときが最も高く共振周波数を境にして次第に低下するという特性を有していると考えられていたが, 今回トランスの励磁インダクタを含めた本コンバータについて, スイッチング周波数が共振周波数より低い場合の回路動作を解析した.その結果, 本コンバータの出力電圧が最大になるのはスイッチング周波数が共振周波数に等しいときではなく共振周波数より低いときであること, またそのときの出力電圧は入力電圧より高くなること, つまり昇圧特性を有していること, さらに出力電圧が最大になるときのスイッチング周波数は負荷抵抗と励磁インダクタンスに依存することがわかった.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-05-06
著者
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