アレルギー疾患の遺伝子診断の可能性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アレルギー疾患は,遺伝的要因と環境要因とが絡み合って発症する.アレルギー疾患の発症には家族集積性ないしは遺伝的集積性が認められることからアレルギー疾患の発症には何らかの遺伝子が関わっていると考えられる.アレルギーの病態の多様性からアレルギーの病因となる遺伝子は多彩と考えられる.アレルギーの遺伝子診断の位置づけとして, 1つはそれにより遺伝因子を予知し,環境対策を講ずることにより発症を予防することへの応用であり,今1つはアレルギーの多彩な病因病態の中から個々の患者における病因病態を明らかにしてオーダーメイド治療への応用である.本稿では現在までのアレルギーの遺伝子解明の成果をふまえ,アレルギーの遺伝子診断の可能性について倫理の問題も含めて概説した.
- 2004-10-10
論文 | ランダム
- 〔第 3 篇〕人型菌及び BCG のワクチンによつて成立するツベルクリン・アレルギー並びに感染防禦力(流動パラフイン加結核加熱死菌ワクチンによる感作免疫機序の検討)
- 「について」と「に関して」 : 「に対して」を視野に入れながら
- 『日本事情テキストバンク』の教材開発
- 流動パラフィン加結核加熱死菌ワクチンによる感作免疫機序の検討-3・4-
- 英仏中等教育機関におけるREXプログラムに関わる日本語教育事情の現状と課題