AHPによる新しい斜面崩壊調査法の提案
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概要
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AHPにより, 斜面崩壊調査の一連のプロセスについて階層構造モデルを構築し, また, 経験的な技術的判断のウエイト付けによる数値化を試みた。斜面崩壊の定性的な地形地質要因は野外観察により5段階評価した。斜面崩壊の予知と対策のため (レベル1), 各崩壊要因の寄与度の算出 (レベルII), 崩壊の発生予知 (レベルIII), 崩壊の規模予測 (レベルIV), 対策工の基本方針選定 (レベルV) について, 程度問題として判断プロセスの客観的な検討が可能である。
- 1999-06-15