メニエール病の疫学 : 本邦の調査研究を中心に
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概要
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Since 1975, the Research Committee on Ménières Disease (MD) and Peripheral Vestibular Disorders in Japan has conducted several nation-wide and regional surveys according to the drafted criteria. The data collected were analyzed, and compared with control data obtained from other vertiginous, ENT patients and healthy subjects.<BR>The epidemiological characteristics obtained from these surveys were compared with that from surveys in foreign country, and were summarized as follows.<BR>1) In MD, the male to female ratio has changed from even to a female prevalence over the past 15 years in Japan.<BR>2) The distribution of age at onset peaked in the forties for males, and thirties for females in all nation-wide surveys.<BR>3) In all nation-wide surveys, there was apparently a higher prevalence of MD among the so-called white-collar workers than among blue-collar workers.<BR>4) The geographical distribution of MD was characterized by a preponderance in the southern area of Japan on the 1st and 2nd surveys.<BR>5) The vertiginous attacks often occurred during regular working hours (9-17 h), and often resulted from mental and physical fatigue, and insomnia.<BR>6) In MD, precise and neurosis were more frequently observed than in non-MD vertigo.<BR>7) On meteorogical observations in Toyama, the onset of MD was specifically influenced by the passing of a cold front.<BR>8) From nation-wide and regional surveys, the prevalence in Japan was estimated at about 16-38 per 100, 000.<BR>From these observations, it was reconfirmed that the occurrence of vertiginous attacks in MD is influenced much more by individual than by environmental factors.
- 日本めまい平衡医学会の論文
- 1997-06-01
著者
-
渡辺 行雄
富山医科薬科大学
-
水越 鉄理
老人保健施設アメニティ信清
-
將積 日出夫
富山医科薬科大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
將積 日出夫
富山大学 医学部耳鼻咽喉科
-
將積 日出夫
富山医科薬科大耳鼻咽喉科
-
水越 鉄理
富山医科薬科大学
-
將積 日出夫
富山大学 耳鼻咽喉科
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